寛ぎブログ

2026.10.24更新

東洋医学・経絡とツボの物語

胃経 弐拾伍
天枢(てんすう)

便秘・下痢・お腹の張りと大腸の働き

足陽明胃経 ST25 / TIANSHU

毎日トイレに行っているのに、 便がすっきり出ない。

数日間便秘が続いたと思ったら、 突然お腹が痛くなって下痢になる。

お腹が張って苦しい。 ガスがたまりやすい。

こうしたお腹の不調は、 日々の生活の質に 大きな影響を与えることがあります。

今回ご紹介する 天枢(てんすう)は、 足陽明胃経の第25穴です。

おへその左右に位置し、 東洋医学では 「大腸の募穴(ぼけつ)」 という特別な分類に属します。

胃経にあるのに、 大腸の募穴。

一見すると不思議に 感じるかもしれません。

今回は、天枢の位置や 古典的な役割に加え、 大腸が便をつくる仕組み、 便秘や下痢の原因、 排便反射、 募穴と背部兪穴の違いまで 詳しく解説していきます。

一、天枢とはどんなツボ?

天枢は「てんすう」と読み、 国際的な経穴番号では ST25と表記されます。

足陽明胃経45穴のうち、 第25番目にあたる経穴です。

「天」は空や天、 「枢」は物事の中心となる軸、 あるいは要を意味します。

天枢という名称には、 身体の上下を分ける 重要な軸という 伝統的な解釈があります。

経穴がおへその高さにあることも、 その説明と関連づけられています。

天枢の基本情報
  • 名称:天枢(てんすう)
  • 経穴番号:ST25
  • 所属:足陽明胃経
  • 胃経45穴の第25穴
  • 位置:腹部・臍と同じ高さ
  • 臍中央から左右外方2寸
  • 大腸の募穴
  • 滑肉門(ST24)の下方1寸
  • 外陵(ST26)の上方1寸

二、天枢の正確な場所は?

天枢は、 おへその中心と同じ高さで、 前正中線から左右外方2寸 に位置します。

おへそを基準として、 左右にある経穴です。

前回の滑肉門(ST24)は、 臍の上方1寸でした。

今回の天枢は、 そこから1寸下がって 臍と同じ高さになります。

なお、「寸」は 身体の部位に応じた 東洋医学上の相対的な尺度です。

通常のセンチメートルと 単純に換算することはできません。

太乙(ST23)― 臍上2寸↓ 滑肉門(ST24)― 臍上1寸 ↓ 天枢(ST25)― 臍と同じ高さ ↓外陵(ST26)― 臍下1寸

※胃経の経穴番号順を わかりやすく整理したものです。

三、なぜ胃経なのに大腸の募穴?

天枢の大きな特徴は、 胃経に属しながら、 大腸の募穴として扱われることです。

東洋医学では、 経穴の所属経絡と 特定の臓腑との関係が 必ずしも一致するわけではありません。

募穴は、 伝統医学上の臓腑と 関係づけられる 身体前面の経穴の分類です。

そのため、 胃経の経穴であっても 大腸の募穴になることがあります。

ただし、 募穴が現代医学の臓器と 直接つながる専用の神経や 管を持つという意味ではありません。

経絡や募穴は、 伝統医学の理論上の分類です。

四、募穴とは何か?

募穴とは、 東洋医学で臓腑と関係があると 考えられてきた 身体前面の経穴です。

「募」には、 集まるという意味があります。

古典的には、 臓腑の気が胸腹部へ 集まる場所として 説明されてきました。

代表的な募穴には、 次のようなものがあります。

  • 中脘(CV12)― 胃の募穴
  • 天枢(ST25)― 大腸の募穴
  • 中府(LU1)― 肺の募穴
  • 関元(CV4)― 小腸の募穴
  • 中極(CV3)― 膀胱の募穴

これらは経絡理論に基づく 伝統的な対応関係です。

それぞれの臓器の病気を 募穴だけで診断できるわけではありません。

五、募穴と背部兪穴の違い

東洋医学では、 募穴と並んで 背部兪穴(はいぶゆけつ) も重要視されています。

募穴は主に胸腹部にあり、 背部兪穴は背中の膀胱経にあります。

募穴

主に胸部や腹部に位置します。

伝統医学上の臓腑と 関連づけられる経穴です。

天枢は大腸の募穴にあたります。

背部兪穴

背中の膀胱経に位置します。

伝統医学上の臓腑と 関連づけられる経穴です。

大腸兪(BL25)は 大腸の背部兪穴です。

同じ臓腑に対して、 身体の前面と背面の経穴を 組み合わせる考え方を 「兪募配穴」といいます。

例えば、大腸に関係する 古典的な組み合わせとして、 天枢(ST25)と 大腸兪(BL25)が挙げられます。

ただし、 この組み合わせによる 特定の病気への治療効果が、 現代医学的に証明されている という意味ではありません。

六、天枢の周囲の解剖学

天枢は腹部に位置するため、 腹壁の構造を理解することが大切です。

皮膚の下には、 皮下組織や筋膜、 腹直筋などの組織があります。

また、腹壁には 神経や血管が分布しています。

さらに深部には、 腹膜や腹腔内の臓器が存在します。

ただし、 天枢の直下に必ず大腸が あるわけではありません。

腸は腹腔内で 複雑な位置関係にあり、 その配置には個人差があります。

天枢への自己刺鍼は避けてください

腹部への不適切な刺鍼は、 出血や臓器損傷などの 重大な合併症を起こす可能性があります。

また、腹痛がある場所を 強く押し続けることも 避けてください。

特に原因不明の腹痛や 腹部のしこりがある場合は、 医学的な評価を優先しましょう。

七、大腸はどのように便をつくる?

食べ物は胃や小腸を通過し、 消化と吸収が進みます。

その後、消化されなかったものや 水分などを含む内容物が 大腸へ入ります。

大腸では、 水分や電解質の吸収が行われ、 便が形成されていきます。

さらに腸内細菌による 代謝活動も行われます。

大腸の主な部位は、 盲腸、結腸、直腸などです。

結腸は上行結腸、 横行結腸、下行結腸、 S状結腸などに分けられます。

小腸から大腸へ内容物が移動↓ 大腸で水分や電解質を吸収 ↓ 便が形成され、結腸内を移動 ↓ 直腸に便が到達 ↓排便反射と筋肉の協調で排便

八、便秘は単に便が出ないこと?

便秘というと、 何日も便が出ない状態を 思い浮かべるかもしれません。

しかし、 便秘は排便回数だけでは 判断できません。

例えば、毎日排便していても、 便が硬くて出しにくい場合や、 残便感が強い場合は、 便秘症状があると考えられます。

代表的な症状には、 次のようなものがあります。

  • 便が硬い
  • 排便回数が少ない
  • 強くいきまなければ出ない
  • 便が残っている感じがする
  • 排便に時間がかかる
  • お腹が張る

便秘には、 大腸の運動の変化や 排便時の筋肉の協調の問題など、 複数の原因があります。

九、便秘にはどんな種類がある?

① 大腸の通過が遅い便秘

便が結腸内を移動する速度が 遅くなる場合があります。

大腸に内容物が長くとどまると、 水分吸収が進み、 便が硬くなりやすくなります。

② 排便時の協調がうまくいかない便秘

排便には、 直腸や肛門周囲の筋肉が 適切に働く必要があります。

その協調がうまくいかないと、 便が直腸にあっても 排出しにくくなる場合があります。

③ 薬や病気が関係する便秘

一部の鎮痛薬、 鉄剤、抗コリン作用のある薬などが 便秘に関係する場合があります。

また、糖尿病や 甲状腺機能低下症、 腸閉塞などの病気が 関係することもあります。

便秘が続く場合は、 原因に応じた対応が必要です。

十、下痢はなぜ起こる?

下痢は、 水分の多い便が出る状態です。

腸内の水分の吸収や分泌、 消化吸収、 腸の運動などの変化によって 起こる場合があります。

主な原因には、 次のようなものがあります。

  • ウイルスや細菌による感染
  • 食品や薬の影響
  • 過敏性腸症候群
  • 炎症性腸疾患
  • 食物の消化吸収に関する問題
  • その他の消化器疾患

急性の下痢では、 脱水に注意する必要があります。

特に高齢者や乳幼児、 持病のある方は、 水分や電解質が不足すると 体調を大きく崩すことがあります。

十一、便秘と下痢は正反対の病気?

便秘と下痢は、 便の状態としては 対照的です。

しかし、どちらも 腸の運動や水分の移動、 排便の仕組みなどが関係しています。

また、過敏性腸症候群では 便秘と下痢の両方が 現れる場合があります。

ただし、 便秘と下痢を繰り返すからといって 必ずIBSであるわけではありません。

重い便秘によって 液状の便が漏れ出す場合など、 別の病態も考えられます。

便秘

便が硬い

排便しにくい

残便感がある

腸の通過や排便機能などが関係

下痢

水分の多い便

頻回の排便

急な便意を伴うことがある

感染・吸収・分泌などが関係

十二、排便反射はどのように起こる?

便が直腸へ移動すると、 直腸の壁が伸びます。

この刺激によって、 神経を介した反応が起こり、 便意を感じます。

排便の際には、 直腸の収縮や 肛門括約筋、 骨盤底筋などの協調が重要です。

ただし、便意が生じたからといって 必ずその場で排便が起こる わけではありません。

外肛門括約筋などは 随意的に調整できるため、 排便を一時的に我慢することもできます。

このように排便は、 腸の動き、神経、 筋肉の協調によって成立する 複雑な仕組みなのです。

十三、便意を我慢するとどうなる?

便意を繰り返し我慢する生活は、 便秘に関係する場合があります。

直腸に便が長くとどまると、 便意の感じ方や 排便の習慣に影響することがあります。

仕事や学校などで トイレを我慢しやすい方は、 可能な範囲で 排便しやすい時間を確保しましょう。

ただし、便意がないのに 長時間強くいきむ必要はありません。

排便時の強いいきみが続く場合は、 便秘や骨盤底筋の機能について 医療機関で相談することも大切です。

十四、食物繊維は便秘に有効?

食物繊維は、 便秘への食事療法として 重要な要素の一つです。

ただし、食物繊維にも いくつかの種類があります。

① 水溶性食物繊維

水分を含み、 便の性状などに 影響することがあります。

オートミールなどに含まれる 食物繊維がその一例です。

② 不溶性食物繊維

便のかさなどに 関係する食物繊維です。

野菜や穀類などに含まれます。

ただし、便秘の原因によっては、 食物繊維を増やすだけでは 改善しない場合があります。

また、急に大量に増やすと 腹部膨満感が悪化することもあります。

食物繊維の取り方のポイント
  • 食事全体のバランスを重視する
  • 急激に食物繊維を増やさない
  • 水分摂取も考慮する
  • 腹部の張りが強くなる場合は見直す
  • 便秘が続く場合は原因を確認する

十五、水分を取れば便秘は治る?

十分な水分摂取は、 全身の健康維持に重要です。

脱水がある場合には、 便秘が悪化することがあります。

ただし、水分が足りている方が 必要以上に大量の水を飲めば、 必ず便秘が改善する というわけではありません。

便秘の原因によっては、 薬物療法や 排便機能への対応が 必要になる場合があります。

腎臓や心臓の病気などで 水分制限がある方は、 医師の指示に従ってください。

十六、古典では天枢を何に用いた?

天枢は東洋医学において、 腹部や腸の不調に関係する 重要な経穴として扱われてきました。

伝統的な使用例には、 次のようなものがあります。

  • 便秘
  • 下痢
  • 腹痛
  • 腹部膨満感
  • 腹鳴
  • 臍周囲の痛み
  • 月経に関する一部の不調

東洋医学では、 天枢について 「調腸」「理気」などの 考え方で説明することがあります。

「調腸」は腸の働きを整える、 「理気」は気の巡りを整える という伝統医学上の概念です。

ただし、これらは 現代医学の大腸運動や 神経の働きと 同じ意味ではありません。

古典的に便秘や下痢へ 用いられてきたことは、 その治療効果が 科学的に確立していることを 意味しません。

十七、天枢への鍼灸に科学的根拠はある?

便秘や過敏性腸症候群などに対する 鍼灸の研究は行われています。

研究の中には、 天枢を含む複数の経穴を 使用したものもあります。

ただし、研究によって 対象となる病気や 施術方法、比較対象などが異なります。

また、 鍼灸を受けた方の症状が改善しても、 それが天枢という 一つの経穴の効果であると 断定することはできません。

過敏性腸症候群に関する研究では、 偽鍼との比較で 明確な優位性が示されていない という報告があります。

一方、便秘については 鍼灸や電気鍼の有効性を検討する 研究が行われており、 対象や評価項目を区別して 結果を判断する必要があります。

天枢(ST25)単独への鍼灸によって、 すべての便秘や下痢を 改善できるという 確立した臨床的根拠はありません。

科学的根拠について整理すると
  • 天枢は伝統的に腸の症状と関連づけられる
  • 便秘やIBSを対象とした鍼灸研究がある
  • 研究結果は病態や比較対象によって異なる
  • 天枢単独の効果は十分に確立していない
  • 大腸の病気を診断することはできない
  • 必要な薬物療法などを代替するものではない

十八、便秘のための生活習慣

便秘が気になる場合は、 原因に応じた治療に加え、 生活習慣の工夫が役立つことがあります。

① 朝食後の時間を活用する

食事をすると、 大腸の運動が活発になる 胃結腸反射などが働きます。

朝食後に 無理のない範囲で トイレの時間を確保することは、 排便習慣を整える 助けになる場合があります。

② 適度な身体活動

身体を動かすことは、 全身の健康管理に重要です。

運動不足が便秘に関係している場合は、 生活に適度な活動を取り入れることが 役立つ可能性があります。

③ 排便姿勢を見直す

足元に低い台を置くなど、 排便しやすい姿勢を 工夫する方法があります。

ただし、無理にいきむことは避け、 痛みや出血がある場合は 医療機関に相談しましょう。

④ 便の状態を記録する

排便回数だけでなく、 便の硬さや形、 腹痛、残便感などを記録すると、 症状の傾向を把握しやすくなります。

十九、下痢のときの養生

下痢が起きた場合は、 原因や症状の程度によって 必要な対応が異なります。

特に急性の下痢では、 脱水への注意が大切です。

水分と電解質が不足している場合は、 適切に補給する必要があります。

経口補水液が役立つ場合もありますが、 症状や持病に応じた判断が重要です。

また、血便や高熱を伴う場合などは、 自己判断で下痢止めを使用せず、 医療機関に相談しましょう。

食事を取れないほどの症状や、 水分が飲めない状態が続く場合も 受診が必要です。

二十、こんな便秘・下痢は注意

便秘や下痢はよくある症状ですが、 重要な病気が原因となる場合もあります。

早めに医療機関へ相談したい症状
  • 便秘が長期間続く
  • 便通の状態が急に変わった
  • 原因不明の体重減少
  • 血便や黒色便がある
  • 腹痛が繰り返し続く
  • 発熱を伴う下痢
  • 強い疲労感や貧血
  • 便秘や下痢が徐々に悪化する

こうした症状がある場合は、 消化器内科などで 原因を確認することが大切です。

救急対応が必要な症状
  • 突然の激しい腹痛
  • 腹部が強く張り、便もガスも出ない
  • 激しい嘔吐を繰り返す
  • 大量の出血を伴う
  • 強い脱水による意識障害や失神

腸閉塞や重度の脱水、 消化管出血などが 関係する可能性があります。

急激な強い症状がある場合は、 直ちに119番へ連絡してください。

ツボを刺激して 様子を見ることは避けましょう。

二十一、天枢への施術と安全性

天枢は腹部に位置する経穴です。

腹壁の深部には、 腹膜や腹腔内の臓器が存在します。

腹壁の厚みや 臓器の位置には個人差があるため、 不適切な深い刺鍼では 臓器損傷などの危険があります。

また、妊娠中や 腹部手術後などでは、 通常と異なる配慮が必要です。

天枢に関する経穴解説でも、 腹腔への深い刺鍼や 妊娠時の施術について 注意が示されています。

天枢の安全上の注意
  • 自分で鍼を刺さない
  • 腹部を強く押し込まない
  • 妊娠中は自己判断で刺激しない
  • 腹部のしこりやヘルニアを揉まない
  • 強い腹痛や出血があれば受診を優先する
  • 施術後の強い腹痛などは医療機関へ相談する

経穴の位置を知ることと、 その場所へ安全に施術できることは 別の問題です。

施術をしない判断も 重要な安全管理の一つです。

二十二、鍼灸治療院 寛ぎの施術方針

鍼灸治療院 寛ぎでは、 症状のある場所だけでなく、 身体全体の状態を確認することを 大切にしています。

便秘や下痢、 腹部膨満感などについて ご相談を受けた場合は、 まず症状の経過や 医療機関での診断・治療状況を 確認します。

必要に応じて、 次のようなことを伺います。

  • 便秘や下痢が始まった時期
  • 排便回数
  • 便の硬さや形状
  • 残便感の有無
  • 腹痛や腹部の張り
  • 排便による症状の変化
  • 血便や発熱の有無
  • 食欲と体重の変化
  • 食事内容と水分摂取
  • 服用している薬
  • 睡眠の質と時間
  • 日常の活動量

そのうえで、 気血・陰陽・臓腑・経絡などの 東洋医学的な視点からも 身体の状態を考えます。

ただし、東洋医学的な問診だけで 大腸がんや炎症性腸疾患、 腸閉塞などを 医学的に診断・除外することはできません。

必要な医療機関での診療を優先し、 鍼灸の適応を慎重に判断します。

天枢への直接的な刺鍼を 必ず行うものではありません。

当院の全身鍼灸

調和陰陽・疏通経絡・調整臓腑

気血・経絡・臓腑・陰陽の状態を確認し、 身体全体を東洋医学的な視点から 整えることを目指す施術です。

施術時間:90分程度
料金:11,000円(税込)
美顔鍼付き

※施術内容は症状、体調、安全性、 医療機関での診療状況に応じて 判断します。

※便秘、下痢、過敏性腸症候群などの 改善や治癒を保証するものではありません。

二十三、まとめ ― 胃経にある大腸の募穴

天枢は、 足陽明胃経の第25穴です。

おへその中心から 左右外方2寸に位置し、 東洋医学では 大腸の募穴とされています。

募穴は身体前面にある 伝統医学上の重要な経穴の分類です。

また、背中には 大腸兪という背部兪穴があり、 天枢と組み合わせる 伝統的な考え方もあります。

一方、現代医学では、 便秘や下痢には 大腸の運動、水分吸収、 排便反射、神経や筋肉の協調など、 複数の仕組みが関係しています。

便秘と下痢は対照的な症状ですが、 どちらも原因に応じた 適切な評価が重要です。

天枢を含む鍼灸の研究はありますが、 天枢単独であらゆる便通異常を 改善できるという 確立した根拠はありません。

大切なのは、 便の状態や生活習慣を理解し、 必要な医学的評価を受けることです。

鍼灸治療院 寛ぎでは、 東洋医学の伝統と 現代医学の知見を尊重し、 安全性を重視しながら、 身体全体を見つめる施術を心がけています。

ACUPUNCTURE CLINIC KUTSUROGI

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※血便、激しい腹痛、急な体重減少、 繰り返す嘔吐などがある場合は、 鍼灸の予約より医療機関での診療を 優先してください。

参考資料・医学的情報

1. Master Tung's Acupuncture. Tianshu(ST25). 天枢の位置、伝統的な主治、 大腸の募穴について。 天枢の経穴解説

2. National Institute of Diabetes and Digestive and Kidney Diseases(NIDDK). Symptoms & Causes of Constipation. 便秘の症状と原因

3. NIDDK. Symptoms & Causes of Diarrhea. 下痢の原因と受診の目安

4. National Center for Complementary and Integrative Health(NCCIH). Irritable Bowel Syndrome: What You Need To Know. IBSと鍼灸の科学的根拠

5. NCCIH. Acupuncture: Effectiveness and Safety. 鍼灸の安全性

本記事は一般的な健康情報です。 医学的な診断や治療の代わりにはなりません。 伝統医学上の使用例と 科学的に確認された効果を 区別して説明しています。

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