「最近イライラしやすい」
「ため息が増えた」
「胸や喉につかえるような感じがする」
「忙しい時ほど身体までしんどくなる」
そんなことはありませんか?
気分の変化というと、
「性格の問題」
「ストレスに弱いから」
と考えてしまう方もいます。
しかし東洋医学では、感情と身体を完全に別々のものとして考えず、身体の状態と気分の変化を一緒に見ることがあります。
名古屋市港区の鍼灸治療院 寛ぎでは、イライラやため息などの訴えがある場合も、睡眠や疲労、胃腸、身体の緊張などを含めて全体を確認します。
今回は、東洋医学で考える「気の巡り」について、わかりやすくお話しします。
東洋医学でいう「気の巡り」とは?
東洋医学では、「気」は身体を動かす働きのひとつとして考えます。
この気がスムーズに巡っていることを大切にします。
一方で、気の流れが滞っていると考えられる状態を、
気滞(きたい)
という考え方で表すことがあります。
気滞でみられると考えられる傾向
例えば、
イライラしやすい
ため息が多い
胸や脇が張る感じがする
喉につかえる感じがする
お腹が張りやすい
緊張すると症状が強くなる
気分によって体調が変わりやすい
などを組み合わせて考えることがあります。
ただし、
イライラする=必ず気滞
というわけではありません。
ため息が増えるのはなぜ?
疲れていたり、緊張していたりすると、
「はぁ……」
と無意識にため息が出ることがあります。
深く息を吐くことで、一時的に身体の力が抜けることもあります。
東洋医学では、ため息が多い場合に、気の巡りという視点から身体を見ることがあります。
ストレスと身体はつながっています
強いストレスが続くと、
肩に力が入る。
呼吸が浅くなる。
食欲が変わる。
眠りにくくなる。
お腹の調子が悪くなる。
ということがあります。
つまり、
気持ちの問題だけではなく、身体にも変化が出る
ということです。
東洋医学では、こうした心と身体の両方を見ながら体質を考えます。
イライラ+肩こりという人も
「イライラすると肩がこる」
「忙しくなると首がパンパンになる」
という方もいます。
緊張が続くことで、無意識に身体へ力が入っていることもあります。
そのため、気の巡りを考えるときには、
首
肩
背中
呼吸
睡眠
なども一緒に見ます。
イライラ+胃腸の不調という人も
ストレスが強いと、
「食欲が落ちる」
「胃が痛くなる」
「お腹が張る」
「下痢や便秘になる」
という方もいます。
東洋医学では、感情の変化が胃腸の状態にも影響すると考えることがあります。
そのため、
気分の変化と胃腸の症状を別々に考えない
こともあります。
「怒りっぽい性格」と決めつけない
イライラが続いていると、
「自分は短気だから」
「性格が悪くなった」
と考えてしまうことがあります。
でも実際には、
睡眠不足。
疲労。
仕事の負担。
生活リズムの乱れ。
体調不良。
などが重なっている場合もあります。
自分を責める前に、まず身体の状態を確認することが大切です。
気が不足していて、巡りも悪いこともある
前回までの記事でお話しした、
気虚
と、
今回の気滞
は、どちらか一方だけとは限りません。
例えば、
「疲れているのに気が張って休めない」
「元気はないのにイライラする」
という方もいます。
つまり、
気が不足しているような状態と、巡りが悪い状態が重なる
ことも考えられます。
女性では月経前に変化を感じる方も
女性の場合、
月経前になると、
イライラする
胸が張る
お腹が張る
気分が落ち込みやすい
と感じる方もいます。
東洋医学では、こうした周期による変化も体質を見る材料のひとつとして考えます。
ただし、症状が強い場合は婦人科など医療機関への相談も大切です。
日常生活でできること
気の巡りが気になる場合でも、いきなり難しいことをする必要はありません。
例えば、
深呼吸する時間をつくる
長時間同じ姿勢を避ける
軽く身体を動かす
睡眠時間を確保する
一人で抱え込みすぎない
食事を抜きすぎない
などです。
大切なのは、
自分がどんなときにイライラしやすいのか
を知ることです。
深呼吸だけでも身体の状態は変わる
忙しいときほど、呼吸が浅くなっていることがあります。
一度ゆっくり息を吐いてみる。
肩の力を抜いてみる。
それだけでも、
「少し楽になった」
と感じる方もいます。
特別な養生だけが養生ではありません。
頑張りすぎていませんか?
イライラしやすい方の中には、
「もっと頑張らないと」
「自分がやらなきゃ」
と、常に緊張している方もいます。
身体が休んでいても、頭の中はずっと動いている。
そんな状態が続くと、疲れが取れにくくなることもあります。
自分に当てはまるものはありますか?
次のような傾向がないか見てみてください。
イライラしやすい
ため息が多い
緊張しやすい
肩や首がこりやすい
喉につかえる感じがある
お腹が張りやすい
ストレスで食欲が変わる
疲れているのに休めない
寝付きが悪い
気分によって体調が変わる
いくつ当てはまったかだけで、体質を決めることはできません。
イライラは「気」だけの問題ではないかもしれません
ここまで読んで、
「私は気の巡りが悪いタイプかな?」
と思った方もいるかもしれません。
でも実際には、
疲れ。
睡眠。
胃腸。
冷え。
むくみ。
生活リズム。
などが一緒に関係している場合があります。
東洋医学では、
ひとつの症状だけで体質を決めない
ことを大切にします。
自分の体質を知ってみませんか?
そこで活用してほしいのが、
東洋医学・養生 体質診断「YOJYO」
です。
YOJYOでは、
イライラ。
疲れ。
睡眠。
食事。
冷え。
むくみ。
胃腸。
生活習慣。
などについて質問に答えながら、現在の身体の傾向を東洋医学・養生の考え方から整理していきます。
「イライラするから気滞」と単純には判断しません
YOJYOでは、
ひとつの症状だけではなく、
身体全体の傾向
を見ることを大切にしています。
「自分はどのタイプなんだろう?」
と思った方は、体質診断から確認してみてください。
診断したら養生へ
YOJYOが大切にしているのは、
診断 → 理解 → 養生 → 継続
です。
自分の体質を知るだけではなく、
「では普段の生活で何を意識したらいいのか」
までつなげていきます。
イライラを「性格だから」で終わらせない
いつもイライラしている。
ため息が多い。
ストレスで身体までつらくなる。
そんな状態が続いているなら、一度身体全体を見直してみてください。
今まで気づかなかった、
自分の身体の傾向
が見えてくるかもしれません。
自分の体質を知ることが、養生の第一歩です。
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