専門治療ブログ 脳卒中後遺症 逆子 不妊など専門的なお悩みに関する情報

2026.09.12更新

から始めるのが一番いい。

第1話|逆子とは?なぜ起こる?鍼灸・お灸でできることをわかりやすく解説

妊婦健診で、

「赤ちゃんが逆子ですね」

と言われると、不安になる方は少なくありません。

「このままで大丈夫?」

「自然に戻ることはある?」

「帝王切開になる?」

「お灸で逆子が戻るって本当?」

いろいろな疑問が出てくると思います。

名古屋市港区の鍼灸治療院 寛ぎでは、妊娠中の逆子に対する鍼灸・お灸のご相談も受けています。

今回は、まず第1話として、

逆子とは何か、なぜ起こるのか、鍼灸ではどのように考えるのか

をわかりやすくお伝えします。

逆子とは?

通常、妊娠後期になると赤ちゃんは、

頭が下、足やお尻が上

という姿勢になることが多くなります。

この状態を頭位といいます。

一方で、

赤ちゃんのお尻や足が下にある状態

を一般的に「逆子」と呼びます。

医学的には、骨盤位と呼ばれます。

妊娠中期までは逆子でも珍しくありません

妊娠中期の時点では、赤ちゃんはお腹の中でよく動いています。

そのため、

「健診で逆子と言われた」

からといって、すぐに異常というわけではありません。

妊娠が進むにつれて、自然に頭が下になることもあります。

逆子になる理由はひとつではありません

逆子になる原因は、必ずしもひとつに決められるものではありません。

場合によっては、

子宮の形
羊水量
胎盤の位置
赤ちゃんの大きさ
多胎妊娠
子宮筋腫などの影響

などが関係することもあります。

ただし、明確な理由が分からないまま逆子になるケースもあります。

お母さんのせいではありません

逆子になると、

「自分の生活が悪かったのかな」

「運動不足?」

「冷えたから?」

と自分を責めてしまう方もいます。

しかし、逆子はさまざまな要因で起こります。

生活習慣だけで単純に決まるものではありません。

逆子でまず大切なのは産婦人科での確認

逆子と言われた場合、まず大切なのは、

産婦人科で赤ちゃんとお母さんの状態を確認すること

です。

妊娠週数。

胎盤の位置。

羊水量。

赤ちゃんの状態。

お母さんの体調。

こうした情報を確認したうえで、今後の対応を考えていきます。

鍼灸やお灸は産婦人科の代わりではありません

ここはとても大切です。

逆子に対する鍼灸・お灸は、

産婦人科での妊婦健診や医学的な管理の代わりになるものではありません。

妊娠中は必ず産婦人科での健診を継続してください。

鍼灸は、そのうえで補助的に取り入れる方法のひとつとして考えます。

逆子治療でよく使われる「至陰」とは?

逆子に対するお灸でよく知られているツボのひとつが、

至陰(しいん)

です。

足の小指の外側、爪の近くにあるツボです。

昔から逆子に対するお灸で使われてきた代表的なツボです。

「三陰交」もよく使われます

もうひとつよく知られているツボが、

三陰交(さんいんこう)

です。

内くるぶしの上方にあるツボで、婦人科領域でもよく使われます。

逆子治療では、

至陰。

三陰交。

そのほか体の状態に合わせたツボ。

を組み合わせて施術を考えます。

お灸をすると必ず逆子が戻る?

いいえ。

お灸をすれば必ず逆子が戻る

とは言えません。

赤ちゃんの向きが変わるかどうかには、

妊娠週数
胎盤の位置
羊水量
子宮内の状態
赤ちゃんの状態

など、さまざまな要素が関係します。

そのため、鍼灸治療院 寛ぎでは、

「必ず戻ります」

という説明はしません。

逆子治療は早めに相談した方がいい?

一般的には、妊娠週数が進むほど赤ちゃんが大きくなり、子宮内で動けるスペースは少なくなっていきます。

そのため、

「逆子と診断されたけれど、鍼灸も試してみたい」

という場合は、主治医に相談したうえで早めに鍼灸院へ相談するという考え方があります。

ただし、施術開始のタイミングは妊娠経過によって異なります。

鍼灸治療院 寛ぎでは何を見る?

名古屋市港区の鍼灸治療院 寛ぎでは、逆子のご相談を受けた際、

妊娠週数
産婦人科での説明内容
お腹の張り
体調
睡眠
冷えの感じ方
むくみ
腰や足の状態

などを確認します。

妊娠中は身体の変化が大きいため、無理な刺激は行いません。

強い刺激をする治療ではありません

逆子治療というと、

「お腹を押して赤ちゃんを動かすの?」

と心配される方もいます。

鍼灸治療院 寛ぎで行う逆子治療は、

お腹を強く押して赤ちゃんを回す施術ではありません。

ツボへの鍼やお灸を中心に、妊婦さんの状態を確認しながら行います。

自宅でのお灸について

状態によっては、ご自宅でのお灸についてお伝えすることもあります。

ただし妊娠中のお灸は、

自己流で始めるのではなく、必ず専門家の指導を受けてから

行うことをおすすめします。

ツボの位置や刺激量を間違えないことが大切です。

お腹の張りや体調変化がある場合は無理をしない

妊娠中に、

強いお腹の張り
出血
強い腹痛
破水が疑われる
胎動がいつもと違う

などの変化がある場合は、鍼灸を受ける前に産婦人科へ相談してください。

逆子といわれた方へ

逆子と言われると、

「このままだったらどうしよう」

と不安になると思います。

しかし、まず大切なのは、

今の赤ちゃんとお母さんの状態を確認すること。

そのうえで、

産婦人科での経過観察。

必要に応じた医学的な対応。

鍼灸やお灸。

などを組み合わせながら考えていきます。

名古屋市港区で逆子の鍼灸をお探しの方へ

鍼灸治療院 寛ぎでは、逆子に対する鍼灸・お灸のケアにも取り組んでいます。

妊婦健診を受けながら、

「鍼灸も取り入れてみたい」

「お灸について聞いてみたい」

という方はご相談ください。

妊娠週数や体調を確認したうえで、無理のない施術を考えていきます。

鍼灸治療院 寛ぎ
名古屋市港区
あおなみ線 港北駅から徒歩約5分
完全予約制

逆子ケア 45分 5,500円

産婦人科での妊婦健診を継続しながらのご利用をおすすめしています。

 

BREECH CARE
名古屋市で逆子の鍼灸・お灸をお探しの方へ

鍼灸治療院 寛ぎの逆子ケアについて、
施術内容・流れ・料金・よくあるご質問をまとめています。

逆子ケアの詳しいご案内はこちら →

2026.09.12更新

脳梗塞の後遺症というと、

「手足が動かしにくい」

という麻痺をイメージする方が多いかもしれません。

しかし実際には、

手が開きにくい
足が出にくい
肩が痛い
しびれる
顔が動かしにくい
言葉が出にくい
むせる
筋肉が突っ張る

など、さまざまな症状がみられることがあります。

名古屋市港区の鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞・脳卒中後遺症の方に対して、ひとつの症状だけを見るのではなく、身体全体の状態や日常生活で困っていることを確認しながら施術を考えています。

今回は、脳梗塞後によくみられる症状を10個にまとめて解説します。

1. 手足の麻痺

脳梗塞後の代表的な後遺症のひとつが、手足の麻痺です。

手が上がりにくい
指が動かしにくい
足に力が入りにくい
左右で動きに差がある

などがみられることがあります。

麻痺の程度は人によって大きく異なり、完全に動かない場合もあれば、動くけれど細かい動作がしにくい場合もあります。

2. 手が開きにくい・握り込んでしまう

脳梗塞後には、

「手がグーのまま開きにくい」

という状態がみられることがあります。

指や手首を曲げる筋肉の緊張が強くなり、

手のひらを洗いにくい
物を離しにくい
爪が手のひらに当たる

といった問題につながることがあります。

単純に握力が強くなったわけではありません。

筋肉の緊張をコントロールしにくくなっていることが関係します。

3. 足が出にくい・つまずきやすい

歩行では、

股関節。

膝。

足首。

体幹。

などが連動しています。

脳梗塞後に足首を上げにくくなったり、膝が曲がりにくくなったりすると、

つま先が引っかかる
脚を外側へ回して歩く
足を引きずる
転びやすくなる

ことがあります。

「脚の筋力が弱いだけ」とは限りません。

4. 肩が痛い・腕が上がらない

脳梗塞後には、麻痺側の肩に痛みが出ることがあります。

腕を支える筋肉が働きにくい
肩関節が不安定になる
肩や胸の筋肉が緊張する
動かさないことで硬くなる

など、いくつかの原因が考えられます。

介助するときに麻痺側の腕を強く引っ張らないことも大切です。

5. しびれ・感覚が鈍い

脳梗塞後には、

ピリピリする
ジンジンする
触られている感じが弱い
温度が分かりにくい
足の裏の感覚が鈍い

といった感覚障害がみられることがあります。

手足が動いていても、感覚が低下している場合があります。

そのため、運動だけでなく感覚の状態も確認することが大切です。

6. 顔が動かしにくい・口元が下がる

脳梗塞後には、

口角が上がりにくい
笑顔に左右差がある
唇を閉じにくい
飲み物がこぼれる

といった顔面・口唇の症状がみられることがあります。

見た目だけではなく、

食事や発音

にも関係します。

7. 言葉が出にくい・話しにくい

脳梗塞後の「話しにくさ」には、いくつか種類があります。

代表的なのが、

失語症
構音障害

です。

失語症では、言葉を思い出したり理解したりする機能に問題が起こります。

一方、構音障害では、言葉は分かっていても口や舌が動かしにくく、発音が不明瞭になることがあります。

同じ「話しにくい」でも原因は異なります。

8. むせる・飲み込みにくい

脳梗塞後には、嚥下障害がみられることがあります。

水でむせる
食事に時間がかかる
頬に食べ物が残る
食後に声がガラガラする

などです。

飲み込みの問題は、誤嚥や誤嚥性肺炎につながる可能性もあるため注意が必要です。

嚥下障害が疑われる場合は、医療機関や言語聴覚士による評価が重要です。

9. 筋肉が突っ張る・手足が硬い

脳梗塞後には、痙縮と呼ばれる筋肉の緊張がみられることがあります。

例えば、

肘が曲がる
指を握り込む
膝が伸びたままになる
足首が下を向く

といった状態です。

これは単なる「筋肉のコリ」とは異なります。

脳から筋肉へのコントロールが変化することで、筋緊張が高くなりやすくなっています。

10. バランスが取りにくい・転びやすい

脳梗塞後には、

麻痺
感覚障害
筋緊張
体幹の不安定さ
麻痺側へ体重を乗せにくい

などが組み合わさり、バランスが取りにくくなることがあります。

歩けるようになっても、

「屋外では怖い」

「段差が苦手」

「疲れるとふらつく」

という方もいます。

転倒予防を考えながら、無理のない範囲でリハビリを続けることが大切です。

後遺症はひとつだけとは限りません

脳梗塞後の症状は、

「麻痺だけ」

「しびれだけ」

ということばかりではありません。

例えば、

手が動かしにくい
+
感覚が鈍い
+
筋肉が突っ張る

といったように、複数の症状が同時にみられることがあります。

歩行でも、

足首の動かしにくさ
+
痙縮
+
感覚障害
+
バランスの問題

などが組み合わさることがあります。

そのため、ひとつの症状だけを見るのではなく、身体全体を確認することが大切です。

脳梗塞後は「できないこと」だけを見ない

脳梗塞後のリハビリでは、

「以前できていたことができない」

ことに目が向きやすくなります。

しかし、

少し指が動いた
前より肩が動かしやすい
麻痺側へ体重を乗せられた
歩く距離が伸びた
会話が少し伝わりやすくなった

など、小さな変化を確認することも大切です。

回復の経過には個人差があります。

無理に他の人と比べる必要はありません。

発症後のリハビリは非常に重要

脳梗塞後遺症では、病院やリハビリ施設で行う、

理学療法
作業療法
言語聴覚療法

などが重要です。

それぞれ、

歩行。

手の動作。

日常生活動作。

言葉。

飲み込み。

などに対して専門的なリハビリを行います。

鍼灸はリハビリの代わりではありません

鍼灸治療院 寛ぎでは、

鍼灸だけで脳梗塞後遺症を治す

という考え方ではありません。

病院での治療やリハビリを続けながら、

筋肉の緊張
手足の動かしづらさ
肩や首の緊張
身体全体の状態

を確認する補助的なケアとして鍼灸を考えています。

鍼灸治療院 寛ぎでは何を見る?

名古屋市港区の鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞後遺症の方に対して、

手足の動き
筋肉の緊張
関節の動く範囲
感覚
歩行
姿勢
顔面の動き
日常生活で困っていること

などを確認します。

同じ「脳梗塞後遺症」という診断でも、身体の状態は一人ひとり違うからです。

ご家族のサポートも大切です

脳梗塞後の生活では、ご家族のサポートが必要になることもあります。

しかし、

「もっと頑張って」

「どうしてできないの?」

と急かすことが、本人にとって大きな負担になる場合もあります。

できないことだけではなく、

今できていることや、小さな変化にも目を向ける

ことが大切です。

こんな変化があったらすぐ医療機関へ

脳梗塞を経験した方で、

急に顔の片側が下がった
急に手足に力が入らなくなった
急に言葉が出なくなった
ろれつが回らない
急にしびれが強くなった
突然ふらつく

など、新しい症状が出た場合は注意が必要です。

脳卒中の再発の可能性もあるため、すぐに医療機関へ相談してください。

名古屋市港区で脳梗塞後遺症の鍼灸をお探しの方へ

脳梗塞後遺症には、

手足の麻痺。

痙縮。

しびれ。

歩行障害。

肩の痛み。

顔面の動かしづらさ。

言葉や飲み込みの問題。

など、さまざまな症状があります。

そして、複数の症状が重なっていることも少なくありません。

鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞・脳卒中後遺症の専門治療にも取り組んでいます。

病院でのリハビリと併用しながら、一人ひとりの状態に合わせて施術を考えていきます。

ご本人はもちろん、ご家族からのご相談も可能です。

鍼灸治療院 寛ぎ
名古屋市港区
あおなみ線 港北駅から徒歩約5分
完全予約制

脳卒中専門治療 45分 7,000円

病院でのリハビリとの併用も可能です。

STROKE AFTERCARE
脳卒中後遺症の鍼灸ケアについて

脳梗塞・脳出血後の麻痺、しびれ、歩行などについて、
鍼灸治療院 寛ぎの施術方針やリハビリとの併用をご案内しています。

脳卒中後遺症ケアの詳しいご案内はこちら →

2026.09.12更新

脳梗塞の後遺症では、

「腕がいつも曲がっている」
「手を開こうとしても握り込んでしまう」
「脚が棒のように突っ張る」
「足首が下を向いたまま硬い」

といった状態がみられることがあります。

このような状態には、**痙縮(けいしゅく)**と呼ばれる筋肉の緊張が関係している場合があります。

名古屋市港区の鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞後の筋肉の突っ張りや手足の動かしづらさについて、単純に「筋肉が硬い」だけではなく、どの動きで緊張が強くなるのかを確認しながら施術を考えています。

痙縮とは?

痙縮とは、脳梗塞などによって脳や神経の働きに障害が起こったあとに、筋肉の緊張が必要以上に高くなりやすくなる状態です。

例えば、

肘が曲がる
手首が内側へ曲がる
指を握り込む
膝が伸びたままになる
足首が下を向く

など、一定の方向へ筋肉が強く働きやすくなることがあります。

単なる「筋肉のコリ」とは違います

痙縮は、肩こりや疲労による筋肉の硬さとは同じではありません。

脳梗塞後では、脳から筋肉へのコントロールがうまくいかなくなることで、筋肉に過剰な緊張が出ることがあります。

そのため、

「硬いから揉めば柔らかくなる」

という単純な問題ではありません。

なぜ手を開きにくくなるのか

脳梗塞後に、

「手が握ったまま開きにくい」

という方がいます。

これは、指を曲げる筋肉や手首を曲げる筋肉の緊張が強くなりやすいことが関係しています。

すると、

指が手のひらに入り込む
爪が皮膚に当たる
手のひらを洗いにくい
物をつかんだあと離しにくい

といった問題につながることがあります。

なぜ肘が曲がったままになるのか

上肢の痙縮では、

肩が内側へ入る
肘が曲がる
前腕が内側へ向く
手首や指が曲がる

といったパターンがみられることがあります。

その結果、腕全体が身体の前に入り込むような姿勢になりやすくなります。

脚では「突っ張る」症状が出やすい

下肢では、

「膝が曲がりにくい」

「脚が棒のようになる」

「足首が下を向く」

「つま先立ちのようになる」

といった状態がみられることがあります。

これによって歩くときに、

つま先が引っかかる
脚を外側へ回す
膝が突っ張る
バランスを崩しやすい

といった問題につながることがあります。

痙縮はいつも同じ強さではありません

痙縮は、常に一定ではありません。

例えば、

疲れている
緊張している
急いで動こうとする
寒い
痛みがある

といった状況で、筋緊張が強く感じられることがあります。

そのため、

「昨日より今日は硬い」

ということもあります。

無理に伸ばせばいいわけではありません

手足が硬いと、

「しっかり伸ばした方がいい」

と思うことがあります。

しかし、強い力で無理に伸ばすと、

痛み
筋緊張の増加
関節への負担

につながることがあります。

痙縮がある場合は、痛みのない範囲でゆっくり動かすことが大切です。

痙縮が続くと関節が硬くなることも

長期間、筋肉が同じ方向に緊張し続けると、関節そのものが動きにくくなることがあります。

これを拘縮と呼びます。

例えば、

肘が伸びにくくなる
指が開きにくくなる
足首が上がりにくくなる

などです。

そのため、痙縮と拘縮は分けて考える必要があります。

痙縮と拘縮の違い

簡単にいうと、

痙縮
→ 神経の影響で筋肉の緊張が高くなる状態

拘縮
→ 関節や筋肉・腱などが硬くなり、実際に動く範囲が狭くなった状態

です。

両方が同時にみられることもあります。

鍼灸治療院 寛ぎではどこを見る?

名古屋市港区の鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞後の痙縮を見る際、

どの筋肉が緊張しているか
手足を動かしたときの抵抗
関節の動く範囲
痛みの有無
姿勢
歩行
日常生活で困っている動作

などを確認します。

硬い筋肉だけを狙うわけではありません

例えば手が握り込んでいる場合でも、手のひらや前腕だけを見るわけではありません。

肩
上腕
前腕
手
首
背中

など、全体の緊張を確認します。

脚の場合も、

腰
臀部
太もも
ふくらはぎ
足首

まで確認します。

鍼灸では筋肉の緊張を確認しながら施術します

鍼灸では、過剰に緊張している筋肉や、動きに関係する部位を確認しながら施術を行います。

ただし、

鍼灸だけで痙縮が完全になくなると断言することはできません。

症状の程度や発症からの期間、脳の障害部位などによって状態は異なります。

痙縮には医療的な治療もあります

痙縮が強い場合には、病院で、

リハビリ
装具
内服薬
ボツリヌス療法

などが検討されることがあります。

特に日常生活へ大きく影響している場合は、医師やリハビリ専門職へ相談することが大切です。

鍼灸はリハビリと併用して考えます

鍼灸治療院 寛ぎでは、

病院でのリハビリを続けながら、筋肉の緊張や身体の動かしづらさを見る補助的なケア

として鍼灸を考えています。

「鍼灸だけで何とかする」

という考え方ではありません。

ご家族に気をつけてほしいこと

ご家族が手足を動かす場合は、

無理に伸ばさない
強く引っ張らない
痛みを我慢させない
急に動かさない

ことが大切です。

ゆっくり、本人の反応を見ながら動かしてください。

手のひらや皮膚の状態も確認する

手を強く握り込んでいる方では、

手のひらが蒸れる
爪が皮膚に食い込む
汚れがたまる
皮膚トラブルが起こる

ことがあります。

定期的に手のひらを確認し、清潔に保つことも大切です。

急に筋肉の硬さが強くなった場合は注意

いつもより急に身体が硬くなった場合、

痛み
発熱
尿路感染
便秘
皮膚トラブル

など、身体の別の問題が影響していることもあります。

普段と違う変化がある場合は、医療機関へ相談してください。

脳梗塞後の痙縮でお悩みの方へ

脳梗塞後の、

「手が握り込む」

「肘が曲がる」

「脚が突っ張る」

という状態は、

本人の力不足や努力不足ではありません。

脳や神経の働きが変化することで、筋肉の緊張をうまく調整できなくなっている場合があります。

そのため、

どの筋肉が緊張し、どの動きがしにくいのか

を確認することが重要です。

名古屋市港区で脳梗塞後遺症の鍼灸をお探しの方へ

鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞・脳卒中後遺症の専門治療にも取り組んでいます。

病院でのリハビリと併用しながら、

手足の痙縮
筋肉の突っ張り
手の握り込み
歩行のしづらさ
肩や腕の動かしづらさ
しびれ

など、一人ひとりの状態を確認しながら施術を考えていきます。

ご本人だけでなく、ご家族からのご相談も可能です。

鍼灸治療院 寛ぎ
名古屋市港区
あおなみ線 港北駅から徒歩約5分
完全予約制

脳卒中専門治療 45分 7,000円

病院でのリハビリとの併用も可能です。

STROKE AFTERCARE
脳卒中後遺症の鍼灸ケアについて

脳梗塞・脳出血後の麻痺、しびれ、歩行などについて、
鍼灸治療院 寛ぎの施術方針やリハビリとの併用をご案内しています。

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2026.09.12更新

脳梗塞の後遺症では、

「水を飲むとむせる」
「食事に時間がかかる」
「飲み込んだあとに咳が出る」
「食べ物が喉に残る感じがする」

といった、飲み込みに関する後遺症がみられることがあります。

これは嚥下障害と呼ばれます。

名古屋市港区の鍼灸治療院 寛ぎでも、脳梗塞後に「食事がしにくくなった」「むせが増えた」というご相談を受けることがあります。

今回は、脳梗塞後の嚥下障害について、できるだけわかりやすく解説します。

嚥下とは?

嚥下とは、食べ物や飲み物を、

口から喉を通して胃へ送る動き

のことです。

一見すると単純な動作に見えますが、実際には、

唇
舌
頬
顎
喉
咽頭
呼吸

など、多くの筋肉や神経が連携しています。

このどこかに問題が起こると、飲み込みにくさにつながることがあります。

なぜ脳梗塞後にむせやすくなるのか

脳梗塞によって、飲み込みをコントロールする脳の働きが障害されると、

舌が動かしにくい
食べ物を喉へ送りにくい
喉の反射が遅れる
気管を閉じる動きが弱くなる

などが起こることがあります。

その結果、食べ物や飲み物が気管の方へ入りそうになり、むせや咳が起こります。

「むせる」ことは身体を守る反応

むせると、

「悪いことが起きている」

と思うかもしれません。

もちろん注意は必要ですが、むせること自体は、

異物が気管に入りそうになったときに外へ出そうとする防御反応

でもあります。

つまり、

「むせたから危険」

だけではなく、

むせる力があるかどうか

も大切です。

むせない誤嚥もあります

ここは非常に重要です。

誤嚥が起こっていても、必ずしも強くむせるとは限りません。

感覚が低下している場合などでは、

食べ物や飲み物が気管に入っても、むせが起こらないことがあります。

これを不顕性誤嚥と呼ぶことがあります。

そのため、

「むせていないから大丈夫」

とは限りません。

誤嚥とは?

誤嚥とは、

食べ物・飲み物・唾液などが、本来入るべき食道ではなく気管へ入ってしまうこと

です。

誤嚥が繰り返されると、誤嚥性肺炎につながる可能性があります。

脳梗塞後の方では、特に注意が必要です。

こんな変化はありませんか?

脳梗塞後に、

水でむせる
お茶で咳が出る
食後に声がガラガラする
食事時間が長くなった
頬に食べ物が残る
飲み込むのに何度も時間がかかる
食後に痰が増える
発熱を繰り返す

といった変化がある場合は、嚥下機能の低下が関係している可能性があります。

水やお茶でむせやすい理由

「固形物は食べられるのに、水でむせる」

という方もいます。

液体は口の中をすばやく流れるため、喉の反応が少し遅れるだけでも気管へ入りやすくなることがあります。

そのため、病院では必要に応じて、

とろみをつける

などの工夫を行うこともあります。

ただし、とろみの程度は自己判断せず、専門職の指導を受けることが大切です。

舌の動きも重要です

食べ物を飲み込む前には、舌を使って食べ物をまとめ、喉の奥へ送ります。

脳梗塞後に舌が動かしにくくなると、

食べ物をまとめにくい
頬に残る
喉へ送るのに時間がかかる

ということがあります。

前回お話しした顔面・口唇の麻痺も、食事に関係してきます。

食事姿勢も大切です

飲み込みでは、食べ物だけでなく姿勢も重要です。

例えば、

身体が大きく傾いている
首が後ろへ反っている
椅子に浅く座っている
足が床についていない

といった姿勢では、飲み込みにくくなる場合があります。

食事の際は、できるだけ安定した姿勢を作ることが大切です。

食事を急がせない

脳梗塞後は、食べ物をまとめたり飲み込んだりするまでに時間がかかることがあります。

そのときに、

「早く食べて」

「次を飲み込んで」

と急かすと、誤嚥のリスクが高くなることがあります。

一口ずつ、ゆっくり確認しながら食べることが大切です。

言語聴覚士による評価が重要

脳梗塞後の嚥下障害では、言語聴覚士による評価やリハビリが非常に重要です。

必要に応じて、

口や舌の運動
発声
飲み込み練習
食事形態の調整
とろみの調整

などが行われます。

場合によっては、嚥下内視鏡検査や嚥下造影検査などで、実際の飲み込みの状態を確認することもあります。

鍼灸治療院 寛ぎではどこを見る?

名古屋市港区の鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞後に飲み込みづらさがある方では、

顔面の動き
口唇の動き
舌の動き
顎周辺の緊張
首の緊張
喉周辺の緊張
姿勢
呼吸状態

などを確認します。

鍼灸で嚥下障害が必ず治るとは言えません

ここは大切です。

嚥下障害は、誤嚥性肺炎などにもつながる可能性がある重要な症状です。

そのため、

鍼灸だけで対応するものではありません。

鍼灸治療院 寛ぎでは、病院での評価・嚥下リハビリを優先しながら、身体の緊張や顔・口・首周辺の状態を見る補助的なケアとして鍼灸を考えています。

ご家族に見てほしいポイント

食事中や食後に、

むせていないか
咳が増えていないか
声がガラガラしていないか
頬に食べ物が残っていないか
呼吸が苦しそうではないか
食事に極端に時間がかかっていないか

を確認してみてください。

特に、発熱や咳、痰が続く場合は医療機関へ相談してください。

急に飲み込みにくくなった場合はすぐ医療機関へ

脳梗塞後の方で、

急にむせが増えた。

急に飲み込めなくなった。

言葉が出にくくなった。

顔の片側が下がった。

手足の力が入りにくくなった。

こうした変化がある場合は、再発などの可能性もあります。

すぐに医療機関へ相談してください。

脳梗塞後の嚥下障害でお悩みの方へ

脳梗塞後の、

「むせる」

「飲み込みにくい」

という症状は、単なる食べにくさではありません。

誤嚥や誤嚥性肺炎につながる可能性がある重要な後遺症

です。

早めに状態を確認し、病院や専門職と連携しながら対応していくことが大切です。

名古屋市港区で脳梗塞後遺症の鍼灸をお探しの方へ

鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞・脳卒中後遺症の専門治療にも取り組んでいます。

病院でのリハビリと併用しながら、

顔面の動かしづらさ
口唇の動かしづらさ
手足の麻痺
しびれ
筋肉の緊張
歩行のお悩み

など、一人ひとりの状態を確認しながら施術を考えていきます。

嚥下障害については、まず医療機関や言語聴覚士による評価を大切にしています。

ご本人だけでなく、ご家族からのご相談も可能です。

鍼灸治療院 寛ぎ
名古屋市港区
あおなみ線 港北駅から徒歩約5分
完全予約制

脳卒中専門治療 45分 7,000円

病院でのリハビリとの併用も可能です。

STROKE AFTERCARE
脳卒中後遺症の鍼灸ケアについて

脳梗塞・脳出血後の麻痺、しびれ、歩行などについて、
鍼灸治療院 寛ぎの施術方針やリハビリとの併用をご案内しています。

脳卒中後遺症ケアの詳しいご案内はこちら →

2026.09.12更新

脳梗塞の後遺症では、

「言いたい言葉が出てこない」

「頭では分かっているのに話せない」

「発音がはっきりしない」

「相手に伝わりにくい」

といった、ことばに関する後遺症がみられることがあります。

名古屋市港区の鍼灸治療院 寛ぎでも、脳梗塞後に会話がしにくくなったというご相談を受けることがあります。

ただし、

「言葉が出ない」ことと「口が動かしにくくて話しにくい」ことは、同じではありません。

今回は、脳梗塞後にみられる失語症と構音障害の違いについて、わかりやすく解説します。

「話しにくい」にはいくつか種類があります

脳梗塞後に、

「うまく話せない」

という状態があっても、その原因はひとつではありません。

例えば、

言葉そのものが出てこない
相手の話が理解しにくい
言いたい言葉と違う言葉が出る
発音が不明瞭になる
口や舌が動かしにくい

などがあります。

これらは、障害されている脳の部位や機能によって異なります。

失語症とは?

失語症は、脳の言語機能が障害されることで起こります。

単純に、

「口が動かないから話せない」

というものではありません。

例えば、

「りんご」と言いたいのに言葉が出てこない。

言葉は聞こえているのに意味を理解しにくい。

文章を読んでも内容が分かりにくい。

文字を書こうとしてもうまく書けない。

など、話す・聞く・読む・書くといった言語機能に影響が出る場合があります。

「言葉が出ない」ことがあります

失語症では、

「何を言いたいかは分かっている」

のに、言葉がうまく出てこないことがあります。

例えば、

目の前にコップがある。

何に使うものかも分かる。

でも、

「コップ」

という名前が出てこない。

こうした状態がみられることがあります。

違う言葉が出ることもあります

失語症では、

言いたい言葉とは違う言葉が出ることもあります。

例えば、

「時計」と言いたいのに別の単語が出る。

音の一部を言い間違える。

本人は正しく話しているつもりでも、周囲には意味が伝わりにくい。

ということもあります。

構音障害とは?

構音障害は、

言いたい言葉は頭の中にあるけれど、口・舌・唇などが動かしにくく、発音が不明瞭になる状態

です。

例えば、

「おはよう」

と言いたいことは分かっている。

言葉も頭の中にある。

しかし口や舌がうまく動かず、

発音がはっきりしない。

という状態です。

失語症と構音障害の大きな違い

簡単にいうと、

失語症
→ 言葉そのものの理解や表現に問題がある

構音障害
→ 言葉は分かっているが、発音するための動きに問題がある

という違いがあります。

ただし、実際には両方が同時にみられることもあります。

顔面や口唇の麻痺とも関係します

前回の第6話でお話ししたように、脳梗塞後には、

口角が上がりにくい
唇を閉じにくい
舌が動かしにくい
頬が動かしにくい

といった症状がみられることがあります。

こうした状態は、構音障害にも関係します。

特に、

パ行
バ行
マ行
ラ行

などは、唇や舌の動きが重要です。

言語聴覚士によるリハビリが重要です

脳梗塞後の失語症や構音障害では、言語聴覚士によるリハビリが重要です。

リハビリでは、

発音練習
言葉を思い出す練習
文章を作る練習
会話練習
口や舌の運動
飲み込みの確認

などが行われることがあります。

鍼灸だけで言語機能を回復させるものではありません。

鍼灸治療院 寛ぎではどこを見る?

名古屋市港区の鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞後に話しにくさがある場合でも、

言葉だけを見るのではなく、

顔面の動き
口唇の動き
舌の動き
首や肩の緊張
顎周辺の緊張
表情の左右差

などを確認します。

首や肩の緊張も影響することがあります

話すときには、顔や口だけでなく、

呼吸。

首。

喉。

顎。

なども関係します。

脳梗塞後に身体の緊張が強い方では、首や肩にも力が入りやすくなることがあります。

そのため、顔だけに施術するのではなく、身体全体の状態を確認します。

鍼灸で失語症が治るとは言えません

ここは大切なポイントです。

失語症は、脳の言語機能に関わる障害です。

そのため、

鍼灸をすれば必ず言葉が出るようになる

と断言することはできません。

鍼灸治療院 寛ぎでは、

病院でのリハビリや言語聴覚療法を続けながら、

身体の緊張や顔・口周辺の動かしづらさを見る補助的なケア

として鍼灸を考えています。

ご家族に知ってほしい接し方

失語症がある方に対して、

「早く話して」

「ちゃんと言って」

と急かすと、本人が強いストレスを感じることがあります。

大切なのは、

ゆっくり待つ
短い言葉で話しかける
一度にたくさん質問しない
表情やジェスチャーも使う
「はい・いいえ」で答えられる質問を使う

などです。

本人の「理解力がない」と決めつけない

言葉が出ないからといって、

考える力そのものが失われているとは限りません。

失語症では、

頭の中では理解していても、うまく言葉にできないことがあります。

本人の前で、

「何も分かっていない」

と決めつけるような会話は避けてください。

急に言葉が出なくなった場合はすぐ医療機関へ

脳梗塞後の方で、

急に言葉が出なくなった。

急にろれつが回らなくなった。

顔の片側が下がった。

手足に力が入りにくくなった。

こうした変化がある場合は、脳卒中の再発などの可能性があります。

すぐに医療機関へ相談してください。

脳梗塞後の言葉の後遺症でお悩みの方へ

脳梗塞後の、

「言葉が出にくい」

「話しにくい」

という症状には、

失語症と構音障害など、異なる原因があります。

言葉そのものの問題なのか。

口や舌の動きの問題なのか。

両方あるのか。

これを分けて考えることが大切です。

名古屋市港区で脳梗塞後遺症の鍼灸をお探しの方へ

鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞・脳卒中後遺症の専門治療にも取り組んでいます。

病院でのリハビリや言語聴覚療法と併用しながら、

顔面の動かしづらさ
口唇の動かしづらさ
筋肉の緊張
手足の麻痺
しびれ
歩行のお悩み

など、一人ひとりの状態を確認しながら施術を考えていきます。

ご本人だけでなく、ご家族からのご相談も可能です。

鍼灸治療院 寛ぎ
名古屋市港区
あおなみ線 港北駅から徒歩約5分
完全予約制

脳卒中専門治療 45分 7,000円

病院でのリハビリとの併用も可能です。

STROKE AFTERCARE
脳卒中後遺症の鍼灸ケアについて

脳梗塞・脳出血後の麻痺、しびれ、歩行などについて、
鍼灸治療院 寛ぎの施術方針やリハビリとの併用をご案内しています。

脳卒中後遺症ケアの詳しいご案内はこちら →

2026.09.12更新

脳梗塞の後遺症では、手足の麻痺だけでなく、

「口元が下がって見える」
「笑ったときに左右差がある」
「唇が動かしにくい」
「食べ物や飲み物が口からこぼれる」
「うまく発音しにくい」

といった、顔面や口唇の動かしづらさがみられることがあります。

名古屋市港区の鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞後の顔面・口唇の動かしづらさについても、筋肉の緊張や左右差、日常生活で困っている動作を確認しながら施術を考えていきます。

なぜ脳梗塞後に顔が動かしにくくなるのか

顔の筋肉も、脳からの指令によって動いています。

脳梗塞によって、顔の筋肉を動かすための神経の通り道が障害されると、

口角が上がりにくい
頬が動きにくい
唇をすぼめにくい
笑顔に左右差が出る
口をしっかり閉じにくい

といった状態が起こることがあります。

「口元が下がる」と感じる理由

脳梗塞後に、

「片方の口元だけ下がって見える」

ということがあります。

これは、口角を持ち上げる筋肉や頬の筋肉がうまく働きにくくなっている場合があります。

また、片側の筋肉が弱いだけでなく、反対側の筋肉が相対的に強く働くことで、左右差がより目立つこともあります。

食べ物や飲み物がこぼれやすくなることも

口唇の筋肉は、

食べ物を口の中に保つ
飲み物をこぼさない
ストローを使う
唇を閉じる

といった動作に関わっています。

口唇をしっかり閉じにくくなると、

「水を飲むと口の端からこぼれる」

「食べ物が片側に残りやすい」

ということがあります。

見た目だけでなく、食事にも影響することがあります。

頬の内側に食べ物が残ることもあります

顔面麻痺や感覚障害があると、

麻痺側の頬の内側に食べ物が残っていることに気づきにくい

場合があります。

食事が終わったあとでも、食べ物が口の中に残っていることがあります。

ご本人が気づきにくい場合は、ご家族が確認することも大切です。

発音しにくくなることも

唇や舌、頬の筋肉は、言葉を話すときにも使います。

そのため、

パ行
バ行
マ行

など、唇を使う音が発音しにくくなることがあります。

「言葉は頭に浮かんでいるのに、うまく口が動かない」

という状態です。

これは、言葉そのものが出てこない失語症とは別の問題として考える必要があります。

顔面麻痺と失語症は違います

脳梗塞後には、

「話しにくい」

という症状があっても、その原因はひとつではありません。

例えば、

口や舌が動かしにくい
発音がうまくできない
言葉が出てこない
相手の言葉を理解しにくい

では、原因が異なります。

顔や口の筋肉を動かしにくい場合と、言葉そのものの障害は分けて考えることが大切です。

表情が作りにくくなることも

脳梗塞後に、

「笑顔が作りにくい」

「怒っているように見られる」

「表情が乏しくなった」

と感じる方もいます。

顔の筋肉が思うように動かないと、感情を表情に出しにくくなることがあります。

ご本人は笑っているつもりでも、周囲には伝わりにくい場合があります。

これは精神的にも大きな負担になることがあります。

鍼灸治療院 寛ぎでは顔面のどこを見る?

名古屋市港区の鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞後の顔面・口唇の状態を見る際、

口角の左右差
頬の動き
唇を閉じられるか
唇をすぼめられるか
眉や額の動き
顔全体の緊張
食事や発音で困っていること

などを確認します。

顔だけを見るわけではありません

顔面の動かしづらさがある場合でも、

首
肩
顎周辺
頬
口唇周辺

などの筋肉の緊張も確認します。

顔は首や顎の筋肉とも関係が深いため、顔だけに施術すればよいとは限りません。

鍼灸でできること・できないこと

鍼灸では、顔面や口唇周辺の筋肉の緊張を確認しながら施術を行います。

ただし、

鍼灸をすれば必ず顔面麻痺が元通りになる

と断言することはできません。

脳の障害部位や症状の程度、発症からの期間などによっても状態は異なります。

鍼灸は、病院でのリハビリや言語聴覚療法などと併用しながら考える補助的な方法です。

口・顔のリハビリも重要です

脳梗塞後の顔面や口唇の後遺症では、

口を大きく開ける
唇をすぼめる
頬をふくらませる
笑顔を作る
発音練習をする

などのリハビリが行われることがあります。

言語聴覚士などの専門職による指導も重要です。

ご家族に見てほしいポイント

ご家族が見守るときは、

飲み物が口からこぼれていないか
食べ物が頬に残っていないか
むせていないか
発音が急に悪くなっていないか
顔の左右差が強くなっていないか

などを確認してみてください。

特に「むせ」が増えた場合は、嚥下機能の問題が関係していることもあります。

急に顔が下がった場合はすぐ医療機関へ

これは非常に大切です。

脳梗塞後の方で、

急に口元が下がった
急に顔の片側が動かなくなった
言葉が出にくくなった
手足の力が入りにくくなった

という変化が出た場合は、再発などの可能性があります。

すぐに医療機関へ相談してください。

脳梗塞後の顔面・口唇の後遺症でお悩みの方へ

脳梗塞後に、

「顔が動かしにくい」

「口元が下がる」

「飲み物がこぼれる」

「発音しにくい」

という状態には、それぞれ理由があります。

見た目だけの問題ではなく、

食事・会話・表情

にも関係する大切な機能です。

名古屋市港区で脳梗塞後遺症の鍼灸をお探しの方へ

鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞・脳卒中後遺症の専門治療にも取り組んでいます。

病院でのリハビリと併用しながら、

顔面の動かしづらさ
口唇の動かしづらさ
手足の麻痺
しびれ
筋肉の緊張
歩行のお悩み

など、一人ひとりの状態を確認しながら施術を考えていきます。

ご本人だけでなく、ご家族からのご相談も可能です。

鍼灸治療院 寛ぎ
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完全予約制

脳卒中専門治療 45分 7,000円

病院でのリハビリとの併用も可能です。

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2026.09.12更新

脳梗塞の後遺症というと、

「手足が動かしにくい」

という運動麻痺をイメージする方が多いと思います。

しかし実際には、

「手がしびれる」
「触られている感じが分かりにくい」
「熱い・冷たいが分かりづらい」
「足の裏の感覚が鈍い」

といった感覚障害で悩んでいる方も少なくありません。

名古屋市港区の鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞後のしびれや感覚の変化についても、動きだけではなく感覚の状態を確認しながら施術を考えていきます。

脳梗塞後に感覚が鈍くなるのはなぜ?

脳は、身体から送られてくるさまざまな感覚を受け取り、整理しています。

例えば、

触られた感覚
痛み
温度
圧力
関節の位置
身体がどちらへ動いているか

などです。

脳梗塞によって、こうした感覚を処理する部位や通り道が障害されると、

身体には触れられているのに、その感覚をうまく認識できない

ということが起こります。

「しびれ」だけではありません

感覚障害というと、

「ピリピリする」

「ジンジンする」

というしびれをイメージしやすいですが、実際にはさまざまな感覚があります。

例えば、

感覚が鈍い
感じにくい
左右で触られた感覚が違う
冷たいものが分かりにくい
痛みを感じにくい
逆に軽く触れただけでも痛い

などです。

同じ脳梗塞後遺症でも、感覚の出方は人によって違います。

足の裏の感覚が鈍いと歩行にも影響します

私たちは歩くとき、足の裏からたくさんの情報を受け取っています。

「地面に足がついた」

「身体がどちらへ傾いている」

「どのくらい体重がかかっている」

といった情報です。

足の裏の感覚が鈍くなると、

地面を踏んでいる感じが分かりにくい
麻痺側へ体重をかけにくい
バランスを崩しやすい
歩くのが怖くなる

ということがあります。

そのため、感覚障害は歩行にも大きく関係します。

手の感覚が鈍いと日常生活で困ることも

手には非常に細かな感覚があります。

例えば、

箸を持つ
ボタンを留める
コップを持つ
小銭をつまむ
鍵を回す

といった動作では、指先の感覚が重要です。

手が動いていても、

「物を持っている感じが分かりにくい」

と、力加減を調整しにくくなることがあります。

その結果、

強く握りすぎる。

物を落とす。

細かい作業が難しい。

という問題につながる場合があります。

熱さや冷たさが分かりにくい場合は注意

感覚障害があると、

温度の感覚が分かりにくくなる

ことがあります。

例えば、

熱いお風呂。

カイロ。

湯たんぽ。

電気毛布。

などです。

熱さを感じにくいと、知らないうちに皮膚を傷めたり、低温やけどを起こしたりする可能性があります。

ご本人だけでなく、ご家族も注意してください。

感覚が鈍いのに「痛い」こともあります

脳梗塞後には、

「触られている感覚は鈍いのに、なぜか痛い」

という方もいます。

これは矛盾しているように感じるかもしれません。

しかし感覚障害では、

感覚が低下する
異常な感覚が出る
軽い刺激を痛く感じる

などが同時に起こる場合があります。

脳卒中後にみられる痛みの中には、中枢性疼痛と呼ばれるものもあります。

「感覚がないから動かない」とは限りません

運動麻痺と感覚障害は別の問題です。

手足を動かす力が残っていても、感覚が鈍いことがあります。

逆に、感覚はある程度残っていても、運動麻痺が強い場合もあります。

そのため、

「動くかどうか」だけで身体の状態を判断しないこと

が大切です。

鍼灸治療院 寛ぎでは感覚のどこを見る?

名古屋市港区の鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞後の感覚障害を見る際、

左右で感覚に差があるか
触られた感覚が分かるか
どの範囲が鈍いか
しびれが強い場所
感覚と動きの関係
筋肉の緊張
日常生活で困っている動作

などを確認します。

鍼灸では「しびれている場所」だけを見るわけではありません

例えば、手がしびれている場合でも、

首
肩
上腕
前腕
手
背中

など、関連する部分の緊張も確認します。

ただし、脳梗塞後の感覚障害は、単純な末梢神経のしびれとは原因が異なる場合があります。

そのため、

「しびれているから、その場所だけに鍼をすればよい」

とは考えません。

鍼灸で感覚障害が必ず治るとは言えません

ここは大切なところです。

脳梗塞後の感覚障害に対して、鍼灸を行うことで変化を感じる方もいますが、

必ず感覚が正常に戻ると断言することはできません。

症状の程度や脳の障害部位、発症からの期間などによっても違います。

鍼灸は、リハビリと併用しながら身体の状態を整える補助的な方法として考えることが大切です。

リハビリでは感覚入力も重要です

脳梗塞後のリハビリでは、

触る
握る
足を床につける
物の形を確認する
さまざまな素材に触れる

など、感覚を使う練習が行われることもあります。

これは、身体から脳へ感覚情報を送り続けることが重要だからです。

ご家族に見てほしいポイント

ご家族が見守るときは、

「動くかどうか」

だけでなく、

熱さを感じているか
痛みを感じているか
物を持っていることが分かるか
麻痺側の手足をぶつけていないか
皮膚に傷がないか

なども確認してみてください。

感覚が鈍い場合、本人が傷や熱さに気づいていないことがあります。

急にしびれが強くなったら注意

脳梗塞後の方で、

急にしびれが強くなった。

新しく感覚がなくなった。

顔や手足の感覚が突然変わった。

言葉が出にくくなった。

力が入りにくくなった。

こうした変化がある場合は、再発などの可能性もあります。

すぐに医療機関へ相談してください。

脳梗塞後のしびれ・感覚障害でお悩みの方へ

脳梗塞後の感覚障害は、

「見た目では分かりにくい」

という特徴があります。

手足が動いていても、

「触っている感じがしない」

「足の裏が分からない」

ということがあります。

そのため、運動麻痺だけではなく、

感覚の状態も含めて身体を見ること

が大切です。

名古屋市港区で脳梗塞後遺症の鍼灸をお探しの方へ

鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞・脳卒中後遺症の専門治療にも取り組んでいます。

病院でのリハビリと併用しながら、

手足のしびれ
感覚の鈍さ
筋肉の緊張
手足の動かしづらさ
歩行のお悩み

など、一人ひとりの状態を確認しながら施術を考えていきます。

ご本人だけでなく、ご家族からのご相談も可能です。

鍼灸治療院 寛ぎ
名古屋市港区
あおなみ線 港北駅から徒歩約5分
完全予約制

脳卒中専門治療 45分 7,000円

病院でのリハビリとの併用も可能です。

STROKE AFTERCARE
脳卒中後遺症の鍼灸ケアについて

脳梗塞・脳出血後の麻痺、しびれ、歩行などについて、
鍼灸治療院 寛ぎの施術方針やリハビリとの併用をご案内しています。

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2026.09.12更新

脳梗塞の後遺症で、よく聞かれるお悩みのひとつに、

「肩が痛い」
「腕が上がらない」
「服を着るときに肩がつらい」
「寝返りをすると痛い」

というものがあります。

脳梗塞後の肩の痛みは、単純な肩こりや五十肩とは違う場合があります。

名古屋市港区の鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞後の肩や腕の動かしづらさについて、筋肉の緊張・関節の動き・麻痺側の支え方などを確認しながら考えていきます。

なぜ脳梗塞後に肩が痛くなるのか

脳梗塞によって腕や肩の筋肉をうまく動かしにくくなると、肩関節を安定させる力も低下することがあります。

その結果、

肩を支えにくい
腕の重さが肩にかかる
関節の位置が不安定になる
筋肉が過剰に緊張する
動かさないことで関節が硬くなる

などが起こりやすくなります。

肩関節はとても動く関節です

肩関節は、身体の中でも非常に大きく動く関節です。

前。

横。

後ろ。

上。

さまざまな方向へ動かすことができます。

その分、筋肉による安定性も重要です。

脳梗塞後に肩周囲の筋肉をうまく使えなくなると、関節の動きが不安定になりやすくなります。

腕の重さだけでも肩に負担がかかる

麻痺が強い場合、腕を自分で十分に持ち上げることが難しくなることがあります。

その状態で腕が下に垂れ続けると、腕の重さが肩にかかります。

この負担が続くことで、

「肩が重い」

「引っ張られる感じがする」

「動かすと痛い」

と感じる方もいます。

肩関節が少し下がることもあります

脳卒中後には、肩関節を支える筋肉の働きが低下することで、

肩関節亜脱臼

と呼ばれる状態がみられることがあります。

これは完全に外れる脱臼とは違いますが、肩の位置が少し下がって不安定になる状態です。

肩関節の隙間が大きく見えることもあります。

麻痺側の腕を無理に引っ張らない

ご家族や介助者の方に特に注意していただきたいポイントです。

起き上がるときや移動するときに、

麻痺側の腕を強く引っ張らない

ようにしてください。

肩が不安定な状態で腕を引っ張ると、肩関節へ大きな負担がかかることがあります。

身体を支える場合は、体幹や健側を使いながら安全に介助することが大切です。

腕が胸の前に入りやすくなることも

脳梗塞後の麻痺では、

肩が内側へ入る
肘が曲がる
腕が胸の前に寄る
手を握り込む

といった姿勢になりやすい方もいます。

これは筋肉の緊張が高くなり、一定の方向へ力が入りやすくなるためです。

この状態が長く続くと、肩や腕の動く範囲が狭くなることがあります。

「痛いから動かさない」が続くとさらに硬くなる場合も

肩が痛いと、

「できるだけ動かしたくない」

と思うのは自然なことです。

しかし、長期間まったく動かさない状態が続くと、関節や筋肉がさらに硬くなる場合があります。

そのため、医師や理学療法士などの指導のもと、

痛みのない範囲で適切に動かすこと

が大切です。

脳梗塞後の肩の痛みは原因がひとつではありません

肩が痛いからといって、

「筋肉が硬いだけ」

とは限りません。

例えば、

肩関節の不安定性
亜脱臼
筋肉の痙縮
関節の拘縮
動かさないことによる硬さ
姿勢の崩れ
炎症

など、複数の要因が関係している場合があります。

鍼灸治療院 寛ぎではどこを見る?

名古屋市港区の鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞後の肩や腕の状態を見る際、

肩関節の位置
腕を上げられる範囲
肘の曲がり方
胸や肩前面の緊張
肩甲骨の動き
首や背中の緊張
麻痺側の姿勢

などを確認します。

肩甲骨の動きも重要です

腕を上げるときは、肩関節だけが動くわけではありません。

肩甲骨も一緒に動きます。

脳梗塞後に肩甲骨周辺の筋肉が硬くなったり、動きが小さくなったりすると、腕も上げにくくなります。

そのため、肩だけでなく肩甲骨周辺も確認することが大切です。

鍼灸では筋肉の緊張を確認しながら施術します

脳梗塞後の肩や腕では、

胸の筋肉
肩周辺
上腕
前腕
首
背中

などに強い緊張がみられることがあります。

鍼灸では、こうした筋肉の状態を確認しながら、身体全体のバランスを見て施術を考えていきます。

痛い場所だけに鍼をするわけではありません

肩が痛いからといって、肩だけに鍼をするとは限りません。

肩甲骨。

首。

胸。

腕。

背中。

など、肩の動きに関係する場所も確認します。

身体は連動して動いているためです。

鍼灸はリハビリと併用して考えます

脳梗塞後の肩や腕の機能改善には、病院でのリハビリが重要です。

鍼灸治療院 寛ぎでは、

病院でのリハビリを続けながら、筋肉の緊張や動かしづらさをみる補助的なケア

として鍼灸を取り入れることを考えています。

ご家族が気をつけたいこと

脳梗塞後の肩では、

麻痺側の腕を強く引っ張らない
無理に高く上げない
痛みを我慢させない
長時間同じ姿勢にしない
腕がぶら下がり続けないようにする

ことが大切です。

特に介助の際には、肩関節へ強い力がかからないよう注意してください。

急に強い痛みが出た場合は医療機関へ

突然強い肩の痛みが出た。

腫れてきた。

熱を持っている。

転倒したあとから痛い。

こうした場合は、筋緊張だけでなく別の原因がある可能性もあります。

鍼灸院だけで判断せず、医療機関で確認してください。

脳梗塞後の肩・腕でお悩みの方へ

脳梗塞後に、

「肩が痛い」

「腕が上がらない」

「腕が胸の前に入り込む」

という状態には、それぞれ理由があります。

単純に、

「肩が硬いから」

だけではありません。

肩関節の安定性。

筋肉の緊張。

肩甲骨の動き。

腕の重さ。

姿勢。

などを確認することが大切です。

名古屋市港区で脳梗塞後遺症の鍼灸をお探しの方へ

鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞・脳卒中後遺症の専門治療にも取り組んでいます。

病院でのリハビリと併用しながら、

肩の痛み
腕の動かしづらさ
筋肉の緊張
手足の麻痺

など、一人ひとりの状態を確認しながら施術を考えていきます。

ご本人だけでなく、ご家族からのご相談も可能です。

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完全予約制

脳卒中専門治療 45分 7,000円

病院でのリハビリとの併用も可能です。

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脳梗塞の後遺症でよく聞かれるお悩みのひとつに、

「歩くと足が前に出にくい」
「つま先が引っかかる」
「少しの段差でもつまずきやすい」
「足を引きずるようになった」

というものがあります。

ご本人にとっては、

「ちゃんと足を上げているつもりなのに、思うように動かない」

という、とてももどかしい状態です。

名古屋市港区の鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞後の歩行について、単純に「脚の力が弱い」という見方だけではなく、どの筋肉が緊張しやすいのか、どの動きが出にくくなっているのかを確認しながら施術を考えていきます。

なぜ脳梗塞後に足が出にくくなるのか

脳梗塞によって脳から身体へ送られる運動の指令がうまく伝わりにくくなると、脚の動きにもさまざまな変化が起こります。

単純に筋力が低下するだけではありません。

場合によっては、

股関節を曲げにくい
膝を曲げにくい
足首を上げにくい
足首が下方向に突っ張りやすい
脚全体が棒のように硬くなる

など、いくつもの問題が組み合わさります。

「つま先が引っかかる」のは足首だけの問題ではありません

歩くときには、足を前へ出す瞬間につま先を少し上げる必要があります。

この動きが弱くなると、

つま先が地面に引っかかりやすくなります。

いわゆる「下垂足」のような状態がみられることもあります。

しかし実際の歩行では、足首だけを見ればよいわけではありません。

股関節。

膝。

足首。

体幹。

これらが連動して初めて、スムーズに足を前へ運ぶことができます。

脚が突っ張って曲がりにくくなることもあります

脳梗塞後には、筋肉が過剰に緊張する「痙縮」がみられることがあります。

脚の場合、

「膝が伸びたまま曲げにくい」

「足首が下を向いたまま硬くなる」

といった状態が起こることがあります。

すると、歩くときに脚をまっすぐ振り回すような歩き方になりやすくなります。

ご本人は、

「もっと普通に足を出したい」

と思っていても、筋肉の緊張によって難しくなっている場合があります。

足を外側から回して歩くのはなぜ?

脳梗塞後の歩行で、

脚を外側へ大きく回して前へ出す

ような歩き方がみられることがあります。

これは、脚を前へ振り出すときに膝が十分に曲がらなかったり、つま先を上げにくかったりすることで、地面に足を引っかけないよう身体が代償している場合があります。

身体は、転ばないように別の動きを使って補おうとします。

そのため、

「外側へ回しているから、その動きだけ直せばいい」

とは限りません。

なぜその歩き方になっているのか

を確認することが大切です。

片側へ体重をかけるのが怖くなることも

歩行では、左右交互に片脚へ体重を乗せます。

脳梗塞後、

「麻痺側に体重をかけるのが怖い」

「足に力が入っているかわからない」

という方もいます。

すると、無意識に健側へ体重を逃がしやすくなります。

その結果、麻痺側の脚を使う機会が減り、歩行の左右差がさらに大きくなる場合があります。

転倒への不安も歩き方を変えます

一度転倒した経験がある方は、

「また転ぶかもしれない」

という恐怖を感じることがあります。

この不安が強くなると、

歩幅が小さくなる。
身体が硬くなる。
足元ばかり見る。
健側へ過剰に体重をかける。

といった変化が起こる場合があります。

歩行では、身体だけでなく安心して動けることも大切です。

鍼灸治療院 寛ぎでは歩行のどこを見る?

名古屋市港区の鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞後の歩行を見る際、

「足が悪い」

だけではなく、

股関節は動いているか
膝は曲がるか
足首は上がるか
ふくらはぎの緊張は強くないか
太ももの筋肉が突っ張っていないか
麻痺側へ体重を乗せられるか
身体が左右どちらかへ傾いていないか

などを確認します。

鍼灸では「動かない場所」だけを見るわけではありません

例えば、つま先が上がりにくいからといって、足首周辺だけに施術するとは限りません。

太もも。

ふくらはぎ。

臀部。

腰。

身体全体の緊張状態。

こうした部分も確認します。

身体はすべてつながって動いているからです。

鍼灸の役割はリハビリの代わりではありません

ここは非常に重要です。

脳梗塞後の歩行改善では、

病院やリハビリ施設で行う理学療法・運動療法が重要です。

鍼灸は、それらに取って代わるものではありません。

鍼灸治療院 寛ぎでは、

病院でのリハビリを続けながら、身体の緊張や動かしづらさをみる補助的なケア

として鍼灸を取り入れることを考えています。

歩行では「できる動き」を確認することも大切

脳梗塞後は、

「できなくなったこと」

ばかりに目が向いてしまうことがあります。

しかし、

少し膝が曲がる。

少しつま先が上がる。

以前より体重を乗せられる。

こうした小さな変化も重要です。

今できている動きを確認しながら、少しずつ身体を使っていくことが大切です。

ご家族に見てほしいポイント

ご家族が歩行を見るときは、

「ちゃんと歩いて」

と言うだけではなく、

つま先が引っかかっていないか
脚を大きく外へ回していないか
膝が突っ張っていないか
身体が大きく傾いていないか
疲れてくると歩き方が変わらないか

などを確認してみてください。

特に疲労が強くなると、歩行が不安定になる方もいます。

無理をさせないことも重要です。

転倒しやすくなった場合は医療機関へ相談を

急に歩きにくくなった。

以前より明らかに脚の力が入りにくい。

突然ふらつきが強くなった。

新しくしびれや麻痺が出た。

こうした変化がある場合は、鍼灸院だけで判断せず、速やかに医療機関へ相談してください。

脳卒中では、再発への注意も非常に重要です。

脳梗塞後の歩行でお悩みの方へ

脳梗塞後に、

「足が出にくい」
「つまずきやすい」
「脚が突っ張る」
「歩くのが怖い」

という状態には、それぞれ理由があります。

単純に、

「筋力が弱いから」

だけで考えるのではなく、

筋肉の緊張。
関節の動き。
身体のバランス。
麻痺側への体重移動。

などを確認することが大切です。

名古屋市港区で脳梗塞後遺症の鍼灸をお探しの方へ

鍼灸治療院 寛ぎでは、脳梗塞・脳卒中後遺症の専門治療にも取り組んでいます。

病院でのリハビリと併用しながら、

手足の動かしづらさ。
筋肉の緊張。
歩行のお悩み。

など、一人ひとりの状態を確認しながら施術を考えていきます。

ご本人だけでなく、ご家族からのご相談も可能です。

鍼灸治療院 寛ぎ
名古屋市港区
あおなみ線 港北駅から徒歩約5分
完全予約制

脳卒中専門治療 45分 7,000円

病院でのリハビリとの併用も可能です。

STROKE AFTERCARE
脳卒中後遺症の鍼灸ケアについて

脳梗塞・脳出血後の麻痺、しびれ、歩行などについて、
鍼灸治療院 寛ぎの施術方針やリハビリとの併用をご案内しています。

脳卒中後遺症ケアの詳しいご案内はこちら →

2026.09.07更新

脳卒中の後遺症でよく聞かれるお悩みのひとつに、

「手が開きにくい」
「指が曲がったままになりやすい」
「力を抜いているつもりでも、手を握り込んでしまう」

というものがあります。

ご本人にとっては、物をつかむ・離すといった日常動作にも関わるため、とても大きなお悩みです。

今回は、なぜ脳卒中後に手が開きにくくなるのか、そして鍼灸ではどのような点を確認しながら施術を考えていくのかについてお話しします。

なぜ手を握り込んでしまうのか

脳卒中では、脳の損傷によって手足を動かす指令がうまく伝わりにくくなることがあります。

その結果、単純に「力が弱くなる」だけではなく、筋肉の緊張が強くなったり、自分の意思とは関係なく特定の筋肉に力が入りやすくなったりすることがあります。

特に手では、

指が曲がりやすい
親指が手のひら側に入りやすい
手首が曲がりやすい
肘まで一緒に曲がりやすい

といった状態が見られることがあります。

これは「本人が力を入れているから」ではありません。

力を抜こうとしても、筋肉の緊張をうまくコントロールできないために起こることがあります。

手だけを見ればいいわけではありません

「手が開かない」というと、どうしても手や指だけに注目しがちです。

しかし実際には、肩・肘・手首・指までがひとつの動きとして影響し合っています。

たとえば、

肩が強く内側に入っている
↓
肘が曲がりやすくなる
↓
手首や指にも緊張が入りやすくなる

というように、腕全体の状態が手の動きに影響することがあります。

そのため当院では、指だけではなく、

肩の動き
肘の曲がり方
前腕の緊張
手首の位置
指の動き
左右差

なども確認します。

鍼灸ではどこを見るのか

鍼灸では、動かしにくい場所だけに鍼をするとは限りません。

筋肉の緊張が強い部分や、動きの悪い関節周囲、首や肩の緊張なども確認しながら施術を組み立てます。

たとえば、

肩から腕にかけての緊張
前腕の硬さ
手首まわり
指の付け根
首や肩周辺

など、その方の状態によって施術する場所は変わります。

また、強い刺激を加えればよいというものではありません。

脳卒中後の身体では、刺激に対する反応も一人ひとり異なります。

そのため、身体の状態を確認しながら無理のない刺激量で進めることが大切です。

「開く練習」と「使う練習」

手が開きにくい場合、「とにかく指を伸ばす」だけではなく、実際の生活動作につなげていくことも重要です。

たとえば、

タオルをつかむ
コップを持つ
物を置く
手のひらを開いて机につく

など、リハビリの中では実際の動作練習が行われます。

鍼灸はこうしたリハビリの代わりになるものではありません。

身体の緊張や動かしにくさに対するケアを行いながら、リハビリで実際の動作を繰り返していくことが大切です。

「無理に開く」は注意が必要です

ご家族が「少しでも手を開かせてあげたい」と思い、強く指を伸ばそうとすることがあります。

しかし、痛みを我慢しながら強く伸ばすと、かえって筋肉の緊張が強くなることもあります。

特に、

強い痛みがある
関節が硬くなっている
腫れがある
肩まで痛みが出る

といった場合は、自己判断で無理に動かさず、医師やリハビリ専門職に相談することが大切です。

小さな変化を大切に

脳卒中後の回復は、一気に大きく変わるとは限りません。

「昨日より少し力が抜けた」
「前より手のひらが開きやすい」
「物を離しやすくなった」

そうした小さな変化を積み重ねていくことも大切です。

鍼灸治療院 寛ぎでは、手だけを見るのではなく、肩・腕・手首・指まで含めた身体全体の状態を確認しながら施術を行っています。

病院での治療やリハビリを継続しながら、身体のケアのひとつとして鍼灸をご相談いただけます。

次回予告

第3話
脳卒中後の「足のつっぱり」「歩きにくさ」はなぜ起こる?

歩くときに足が前に出にくい、膝が突っ張る、つま先が引っかかる。
次回は、脳卒中後によく見られる「足のつっぱり」と歩行について詳しくお話しします。

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