食後すぐにトイレへ行きたくなる。
便がいつも軟らかい。
冷えるとお腹を壊しやすい。
緊張すると急に便意がくる。
こうした「下痢・軟便」は、一時的な食べすぎや冷たい物の摂りすぎだけでなく、疲労、ストレス、睡眠不足、生活リズムなどが重なって起こることもあります。
鍼灸治療院 寛ぎでは、便の状態だけを見るのではなく、食欲、胃の調子、冷え、疲れやすさ、睡眠、ストレスなども確認しながら、身体全体の状態をみていきます。
こんなお腹の悩みはありませんか?
下痢や軟便といっても、状態はさまざまです。
朝になるとお腹が緩くなる。
食後すぐに便意がくる。
冷たい飲み物をとるとお腹を壊す。
緊張すると下痢になる。
便秘と下痢を繰り返す。
お腹がゴロゴロする。
便が形になりにくい。
疲れているとお腹の調子も悪くなる。
東洋医学では、こうした違いも身体をみる手がかりの一つとして考えます。
東洋医学では「脾・胃」を大切にする
東洋医学では、食べた物から身体に必要なものを取り込み、全身へ届ける働きに「脾」と「胃」が関係すると考えます。
現代医学の脾臓や胃そのものだけを指すのではなく、消化や吸収、身体のエネルギーを支える働きまで含めた考え方です。
そのため、
食欲がない。
食後に眠くなる。
疲れやすい。
お腹が冷えやすい。
便が軟らかい。
といった状態が重なっている場合には、胃腸だけでなく身体全体の働きも合わせてみていきます。
冷えと下痢・軟便
冷たい物を飲むとお腹を壊す。
冬になると便が緩くなる。
お腹を温めると楽になる。
このような方もいます。
東洋医学では、身体の冷えによって胃腸の働きが弱っていると捉える場合があります。
そのため、状態によっては鍼だけでなく、お灸を組み合わせることもあります。
特に、お腹や腰回りが冷えやすい方では、身体を冷やしすぎないことも日常の養生として大切です。
ストレスでお腹が緩くなる方
大事な予定の前になるとトイレが近くなる。
仕事が忙しい時期になるとお腹の調子が崩れる。
このような経験がある方も少なくありません。
腸の働きは自律神経とも関係しているため、精神的な緊張が強いときに便通が変化することがあります。
東洋医学では、このような場合、
お腹だけではなく、呼吸の浅さ、睡眠、身体の緊張、疲労感なども確認します。
鍼灸ではどこをみる?
下痢や軟便のお悩みがある場合でも、お腹だけに施術するとは限りません。
状態を確認しながら、
お腹、背中、腰、手、足などのツボを組み合わせます。
胃腸の状態に関連して用いられることがあるツボとしては、
足三里(あしさんり)
中脘(ちゅうかん)
天枢(てんすう)
三陰交(さんいんこう)
などがあります。
ただし、同じ下痢・軟便でも身体の状態は人によって異なるため、ツボは一律ではありません。
日常でできる養生
お腹が緩くなりやすい方は、毎日の食生活も大切です。
冷たい飲み物を一気にとらない。
食べすぎを避ける。
脂っこい食事が続きすぎないようにする。
睡眠時間を確保する。
お腹や腰を冷やしすぎない。
食事の時間をなるべく整える。
特に体調が落ちているときは、消化に負担の少ない温かい食事を選ぶことも一つです。
「何を食べるか」だけではなく、食べる量や時間、身体の疲れ具合まで含めて考えることが大切です。
下痢・軟便を繰り返す方へ
お腹の調子が崩れやすいと、
外出が不安になる。
食事を楽しみにくくなる。
仕事や学校に集中しづらくなる。
といった日常生活への影響につながることもあります。
鍼灸治療院 寛ぎでは、便通だけを見るのではなく、
食欲、胃腸の状態、冷え、睡眠、疲労、ストレスなどを含めて身体全体を確認すること
を大切にしています。
繰り返す下痢や軟便でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
医療機関への受診が必要な場合
激しい腹痛、血便、黒い便、高熱、繰り返す嘔吐、強い脱水症状、急激な体重減少などがある場合は、鍼灸だけで判断せず、早めに医療機関へご相談ください。
また、下痢が長期間続いている場合も、一度医療機関で原因を確認することが大切です。
まとめ
下痢・軟便は、単に「腸が弱い」という一言だけでは説明できないことがあります。
冷え。
疲労。
食生活。
睡眠。
ストレス。
身体全体の状態を確認しながら、その方に合った整え方を考えていくことが大切です。
鍼灸治療院 寛ぎ