
鍼灸治療院 寛ぎの山田です

今日は冷え性についてお話致します


本格的に夏をむかえ様としているこの時期ですが、
夏場の冷え性は多いんですよ

猛暑の中で汗を掻いた後、
涼しい部屋に入ると体は一気に熱を奪われてしまうんです

その結果、体は深部まで冷えてしまいます

西洋医学的考えでは冷え性は病気とは判断されていません。
なので、冷え症ではありません。
たとえ手足の冷え、腹痛や下痢、生理痛、低血圧などの症状があったとしても、
多くの場合は自律神経失調症や血行障害として、薬を処方されたり、
痛みや下痢の症状を止める治療、投薬がされることが一般的です

つまり冷え性の根本を治すのではなく、症状を止めるだけ。。。

これでは困ってしまいますね

東洋医学的な考えですと、
原因はいくつか考えられていますが簡単に説明すると、
1:身体の陰陽バランスが崩れている状態。
2:寒邪(冷え)が体に侵入している状態。
その結果、冷えや痛みが現れるとされています


なかなかマニアックですよね

陰陽のバランス


超簡単に言いますと、
物事には陰と陽(分かりやすく説明するなら影と光の様なもの)が存在していると考えられており、
そのバランスが崩れる、偏ると身体に悪影響を及ぼす


そして、
寒邪(かんじゃ)とは。。。。。
これもマニアックですね


簡単に説明するなら、
西洋医学では病気の因子に細菌やウイルスがあります。
東洋医学では、「邪」というものが関係しているとされています。
細菌・ウイルスとは異なる考え方です

東洋医学では、病が起こる原因を大きく別けて3つあるとされています

「外因」・「内因」・「不内外因」
外因は身体の外の環境をさします。(気候や天候)
内因は主に身体の内の環境をさします。(病気の原因になっているもの)
不内外因はどちらにも属さない、食物や遺伝、疲労などをさします。
寒邪はというと、
外因に属していて、「六気」という6つの概念に別けられています。
この六気は「風・暑・湿・燥・寒・火」の6つの状態に分類されています

六気のバランスが崩れた時に身体に悪影響が出るとされています

長くなりそうなので、この続きと
冷え性の対策や予防方法は後日お話ししますね

以上、山田のほのぼの日記でした

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