2014.02.10更新

おはようございますsun

鍼灸治療院 寛ぎですsign01


ED(勃起不全・勃起障害)についてのお話です。

東洋医学ではEDのことを陰萎(いんい)と言います。
(陽萎と言う場合もあります)
古い書物にもEDのことは記されています。
そんな遥か昔からED(勃起不全・勃起障害)を治療していたんです!!


前回はバイアグラなどの西洋医学のお薬のお話しをしましたが、
今日は東洋医学のお薬(漢方薬)についてお話いたしますwink




漢方薬は、副作用の少ないことでも有名で、
最近ではメジャーになってきているお薬でもありますねnote

さて、いったいどのような漢方薬を服用するのか??



漢方療法が書かれている書物には以下のような記述もありました。

「本当ならば薬を服むよりは、先ず抵抗療法を。
陰萎の原因になっているようなものは、意思を強く持って取り除くことに努め、生活を規則正しいものに改める。
と同時に就寝や起床の時間を正しく守り、適切な運動や、冷水摩擦、交替浴などをし、食治療法との方が、根本的な療法ではあるが、それらと平行して服薬すれば、なお一層良い。」


要するに、日頃の生活の見直しは重要ですが、お薬と一緒に治療開始するともっといいよhappy02
っと言うことですねdash

いったいどのような漢方があるのかsign02


【桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)】:
自慰や性行の過度から陰萎になり、
腹直筋が引きつって腹に動悸を感じるような場合に用いる。

小児夜尿症・神経衰弱・性的神経衰弱・遺精・陰萎などに効果。

【桂枝湯(けしとう)】:
(前出)これは初期の陰萎、或は軽い陰萎の時によい。
従って老人現象(加齢が原因)の現れた人にも効果がある。

【帰脾湯(きひとう)】:
心配事や考え事で、精神の過労に陥ったのが原因で、陰萎になったものによい。

【補中益気湯(ほちゅえきとう)】:
(前出)神経症状の強い陰萎症に向いている。

病後の体力増強・食欲不振・胃下垂・感冒・痔・脱肛・子宮下垂・多汗症・陰萎などに効果。

【八味地黄丸(はちみじおうがん)】:
高齢が原因の場合などに用いる。

糖尿病・前立腺肥大症・陰萎・高血圧などに効果。




他の病気が原因で陰萎になっているなら、その病気との関連性も重要になります。
また、その人の身体の状態に合わせて漢方薬は変えていくんですよdash

漢方薬は西洋の薬と違って、直ぐに効果がでるものが少なく
飲み続けないといけないという所が難点ですね。。。。




根本的な治療を目指すなら、
ゆっくり、しっかりED(勃起不全)を治していきましょうねnotes