2011.08.24更新

こんばんは! だんだん夏の暑さが和らいできましたが、まだまだ昼間は汗ばみますねっっ。

今日は坐骨神経痛について少しお話します。(臀部から下肢にかけての電気が走るような痛み)

この症状は80%は腰椎椎間板ヘルニアからの原因とされていますが、実際には腰部に異常がなくても腰に極度の負担が
かかると、症状が現れるケースも多いと思われます。
30代から40代で発症が多く、50代から60代では腰部脊柱管狭窄症の原因で現れるケースが多いです。

症状は突然重いものを持ち上げた時に、腰部に強い痛みを覚え、これが大腿、下腿に放散し、動けなくなるというものがあります。大腿後面から膝窩部を下がり、踝から足に放散します。
一回の外傷で発症することは少なく、日常生活やスポーツで腰痛を繰り返すうち急に悪化することが多いです。

治療に関しては、まずは保存療法(安静、薬物療法、理学的療法、ブロック療法など)が試されます。
これらが無効のときは外科的治療が採用されるわけです。 

鍼治療はこの保存療法の中に入るもう一つの治療法だと考えますが、体の深部に坐骨神経は通ってますので、この鍼治療というものは鍼を刺入することで限りなく神経付近の圧迫に対し、アプローチをかけることができます。

私の経験上、鍼治療で大幅に予後の改善状態が良い結果を与えることが期待できると考えます。
いろいろな方法を組み合わせて、体のメンテナンスをすることはとても大事なことです。

もし臀部からの痛みが下肢に放散するような痛みを感じる場合は、たいていこの坐骨神経痛の症状と考えてもいいかと思いますので、一度鍼灸院での治療はおすすめします。




長くなりましたが、今日は坐骨神経痛についてのお話でした。

ではでは、みなさんお体に気をつけて日々楽しくがんばりましょう!!